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わすれもの [京急1000形フォト]

グレープではありませんw

じつは引越しを宣言し脱1000形的人生を模索している途中にある事件が発生しました。ふと立ち寄った書店で手にした本が再び1000形の世界に管理人を引き戻したのです。

電車屋赤城.jpg


その本のタイトルは「電車屋赤城」です。既に読まれた方も多いとは思いますが、正直、衝撃を受けました。この世界観こそ1000形ファンのツボにぎゅぎゅーっとクイ込んできます。

たとえばこの一節・・・

~制御機の形式名は、CB-26C。伝統の抵抗制御システム。カムモーターが指令を受けてまわり、連動してカムシャフトが動く。すると何枚も付いた平たいカムの凸部が、カムスイッチの後部ローラーを押す。そこを力点とし、作用点に当たる先端が、鳥の雛のように口を開け、閉じる。そこが回路の電気接点で、二十六個ある。これで回路を幾通りにもつなぎ替え、モーターに流れる電流を制御する。電子音だけでどこも動かぬVVVFと違い、はるかに制御装置の趣があり、確かに機械であり、けれど人間的な温もりがある~

「電車屋赤城」186頁より引用

このリアルさ、そして感動の結末!ともに1000形の良さを分かち合った皆様に是非お伝えしたくて「古巣」に戻ってきました(詳しくは兄弟ブログ 小僧の冒険をご参照ください)
この本を読みながら、1000形の最後の活躍を追いかけた楽しくも苦しい日々が瑞々しく蘇って来ました。

resize0126.jpg



赤城に憧れますwww




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コメント 2

パンダ

ご紹介ありがとうございました。教えていただいたサイトで、私も手に入れました。これから読みます!
こちらのサイトにアップがあったのでビックリしました。
by パンダ (2010-10-04 14:57) 

1111

パンダ様
コメントありがとうございます。本を人に薦めるのはなかなか難しいことですねぇ。でも、このタイトルは京急ファンの皆様に楽しんでいただける内容だと思います。読後感などございましたら、またお願い致します。
by 1111 (2010-10-06 00:42) 

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